リウマチ科
関節リウマチとは、自己免疫機能の異常によって関節に持続的に炎症を起こして腫れて痛み、進行が進むと関節の軟骨や骨が破壊されて関節が変形してしまう病気で膠原病のひとつに分類されます。
「朝起きると、手がこわばってしばらく動かせない」
「関節が痛くて、だるくてしんどい」
そんな症状からはじまり、徐々に身体を動かすことさえ痛くてつらくなってしまう関節リウマチ。
関節リウマチは、30～50代の女性に多いといわれていますが、全体の20％ほどの割合で男性もかかっている病気です。仕事が忙しくて痛みを我慢しているうちに進行してしまうというケースも多くあります。
手足の指のこわばりや、身体の節々が痛むという症状が2週間以上続く場合は、一度リウマチ科を受診するようにしてください。関節リウマチは、早期発見と治療が重要です。治療開始は早ければ早いほど患者様の負担も少なく、回復を目指すことができます。
関節リウマチは、早期に治療を開始することが重要ですが、通常のレントゲン検査では、リウマチがかなり進行してからでないと判断できません。
血液検査による抗CCP抗体の有無を確かめることが有効な検査になります。
丁寧に問診を行い、血液検査、超音波診断装置の検査を行い、総合的に診断していきます。
関節リウマチの治療は、以前は炎症や痛みを抑えるだけの治療でしたが、リウマチの進行を食い止め、関節が破壊されるのを防ぐ治療ができるようになってきました。
リウマチの進行は、割と早い段階で関節の破壊まで進んでいくことが分かっています。一度破壊されてしまうと元に戻ることはありませんので、その前に治療を開始することが重要です。
痛いのを我慢していて進行が進むケースも多くありますので、おかしいと思ったら早期に受診するようにしてください。
関節リウマチの治療薬には、「炎症・痛みを抑えるもの」と「リウマチの進行を抑えるもの」の2種類があり、患者さんの病状に合った適切な薬を選択し、治療をしていきます。
関節に痛みがあると、どうしても自然と活動量が低下していきます。活動量が落ちると筋力が落ち、血流が悪くなって痛みが増してしまいます。
リウマチ体操などのほか、病気の状態に合わせた運動を正しく行えるようにアドバイスさせて頂きます。少しずつでもいいので身体を動かすようにしましょう。
痛みの原因となっている神経に、局所麻酔薬や炎症を抑える薬剤を注射することで、痛みの伝達を抑え、血流を改善するなどの作用により、痛みを起こす神経周囲および関節の炎症を静める治療になります。
関節の破壊や変形が進んで、薬物療法やリハビリテーション等で回復が得られない場合などには、手術による治療を選択することになります。
当院では手術ができませんので、ご希望をお聞きしながら適切な医療機関へご紹介させていただきますのでご安心ください。
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〔休診日〕 水曜日、第1・3・5土曜日、日曜日、祝祭日
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専用駐車場はございませんが、近隣に駐車場が複数あります。クリニックに面するあびこ筋を挟んで斜め向かいにある「タイムズ阪南町2丁目」などをご利用ください。
